INTERVIEWカラフルな人

渡辺 哲郎(後編)

2002年中途入社

Webエンジニア

  • カラフルカンパニーのWebサービスを一手に引き受けるWebエンジニア。2017年4月にチーフエンジニアへ昇格。

(前編のまとめ)

入社当初から目まぐるしいサイクルでカラフルカンパニーのWeb開発を進めてきた渡辺さん。周りの環境に翻弄されながらも貪欲に新しい技術を学び続け、現在の開発スタイルを確立したのであった。そんな渡辺さんの、次なる目標は…。

前編-(自分の能力以上を求められる)環境が人を成長させる- はこちら

 

【中井】 エンジニアとしてこれまで辿ってきた仕事の仕方、環境っていうのは決して恵まれているものではなかったよね。

【渡辺】 そうですね。ラクではなかったですね。

【中井】 どんな環境であろうが、どんな状況であったとしても、自分の意志と意欲によって向上は図れるってことだよね。そういった意味で言うと…、まぁ良かったね!(笑)。

【渡辺】 ははは。飛びましたね。まぁ結果良かったですよ。トップダウンではなく、中身をどうするかを縛る人が、逆に一人もいないから、このやり方でやりなさいっていうルールは何もないんです。だから、そこは現場判断で自分たちでやり易いように考えて変えちゃいました。

 

 

【中井】 そのやり方は、なべちゃんには合ってたの?

【渡辺】 そうですね、そこが一番良かったポイントじゃないかな。こういう対応をするために書類を作って申請をして、ハンコもらってからじゃないとプログラムは書けません、みたいなルールが全くないので。その書類作るだけで、既に決まっている短い開発期間が終わっちゃう。だから、まずは作ってみよう、こんなんじゃない、そこから一部壊して新しくするっていう形に変えて。そこは良かったです。

【中井】 それは開発の手法なの?

【渡辺】 そうですね。僕が入る前にやってたやり方は違います。まず書類を作ってこういう風にやるって決めて、それに必要な人員を投下して、さぁ開発っていう流れでした。でもそれじゃ人も時間も足りないし、メンテナンスもできないので、違う手法に変えようってところから始まって、書類の部分はどんどんライトにしていきました。

【中井】 へ~。

 

 

【渡辺】 最初のきっかけの、どこを触ったらいいかわからない、ちょっとでも触ったら壊れるっていう状況に対してどうやって対応するか、どう守るかっていうのを経験して。一回、そのガードする力が付いて、あとは自分で好きにやればいいっていうスタイルが身についてからは、ちょっと自信が付いたかな。

【中井】 そのガードする力が身に付いたっていうのは、どうやって実感したの?

【渡辺】 ちょっと専門的な話なんですけど、2002年くらいにプログラムのテストをするプログラムを先に書くっていうのが流行った時代があるんですよ。“ テストファースト ”って言われてたんですけど。

【中井】 ふ~ん。“ テストファースト ”ね。

【渡辺】 ずっとネットとかを通じてその情報をどんどん仕入れていて、なんとか先にプログラムでテストするっていう手法を回せるようになったのが今から6、7年前です。あぁこれだったらイケるな~って。テストコードを書いて、これがちゃんと動いているかを確認する。手動でやると人間だからどんどん精度が落ちて来るんですけど、機械でやると精度が落ちない。それができるようになったっていうのが一番の実感ポイントです。

 

 

【中井】 それは開発する人にとっては価値があるの?

【渡辺】 価値があるかどうかはわからないですが、それを事前にやっておくかどうかで、リリースする(世に出す)ときの安心感が全然違います。通常ある程度の日数が必要なデバック期間(テストする期間)を、今では数分で終わらせることができます。

【中井】 数分?!

【渡辺】 まぁゼロにはならないですけど。ここを変えたい、でも他のところへの影響がわからないっていうのは、プログラムが自動的に走ってテストできるので、短いサイクルでもリリースまでできます。

【中井】 そういった意味では、何か新しいものを作った時でも、うちには非常に時間が短くて精度も高いものを生み出せる環境ができているってことかな。

【渡辺】 環境は出来ていますね。今までの変遷があったおかげで。

【中井】 へ~すごいね! ところで、なかなかうちはエンジニアを目指す人には選ばれづらい業種じゃない。でも、そういう人たちにとってのうちの魅力ってどういうところかな?

 

 

【渡辺】 僕たちが考えているのは、“ 決めるまでが速いし、決めた後も速い ”良いアイデアに社歴は全く関係ないということ。あとは、“ 多様なキャリアデザイン ”会社が持つ色々なコンテンツを触ることができるから、やり始めて興味を持った方向に進むこともできるというところです。今完全に決めてしまわなくても、もうちょっとデザインをやりたいとか、ディレクションをやってみたいとか、エンジニアを極めたいとか選択できます。

【中井】 新卒だと、キャリア形成はある程度の期間この環境にいることによって、方向性を試行錯誤していけばいいってことだよね。今後はどんなことをしていきたいの?

【渡辺】 アプリですね。

【中井】 今取り組んでいるアプリ、これからやってみたいアプリとかはあるの?

【渡辺】 取り組んでいるのは『一期一酒(いちごいっしゅ)』(石川・富山の酒蔵の日本酒検索スマホアプリ)と、この4月にリリースしたばかりの『namarii(ナマリー)』(方言と地元を全国に広める2秒間の方言動画共有アプリ)ですね。ちょっとずつ、色んなものをアプリ化していかないといけないな、とは思っています。あと、Webで検索すれば出てくるものじゃないものの方が、見る側も面白いし、作る側も面白い。そういったものを作っていきたいと思っています。

 

 

【中井】 そうだね。でも、検索で出てこないものって、具体的にどんなもの?

【渡辺】 人と人とのつながりが見えるようになるものとか。つながりを調べるのって今のGoogleじゃできない。時間はかかるけど、そういったつながりを作っていく仕組みを考えることをしていきたいです。情報だけでなく、それプラスαみたいなのがあるといいと思います。

【中井】 なるほど。面白いものをどんどん作っていきたいね!

【渡辺】 そうですね。そこもうちの会社ならでは!ですね。

【中井】 うちは自分たちの自前の紙媒体もあって、自分たちで全部考えて決めて実行して検証して色んなことを試せるフィールドがあるもんね。

 

 

【渡辺】 そこは本当に面白いと思います。最初から最後まで関わることができるし、いっぱい色々なものに関わりたいと思う人ほど、楽しいと思います。色んなサービスに、幅広く関わるチャンスがありますから。

【中井】 そうだね。これからのWeb開発課に大いに期待してるよ!

 

 

-対談終了-

 

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