松井 晴香(前編)

2016年中途入社
メディアプランナー(営業)
- 2016年に金融業界からの転職で中途入社。『富山情報』の求人領域をメインに、メディアプランナー(営業)として活躍中。2018年2月で、入社3年目を迎えた。
【中井】 松井晴香さん(以下、ハル)。2月で入社して丸2年かな?
【松井】 そうですね。もう、3年目になります。
【中井】 大学はどこだっけ?
【松井】 関西外国語大学です。
【中井】 前職は地方銀行。営業だったの?
【松井】 そうですね。個人のお客さまに資産運用などのプランをご提案する営業でした。
【中井】 どんな商品を扱ってたの?
【松井】 投資信託とか、生命保険、国債、消費者ローン…とかですね。
【中井】 個人向けの商品は何でも扱うって感じなんだね。どのくらい銀行にいたんだっけ?
【松井】 丸6年です。魚津支店に3年、水橋支店に3年いました。
【中井】 銀行の営業ってどんな感じなの? 来店する人にご案内する感じ? 外回りして新規開拓とかもするの?
【松井】 窓口に来られた方に、ニーズがあるかお伺いして、商品のご案内をしてましたね。
【中井】 窓口に来る人って、定期預金の相談とか?
【松井】 そうですね。ほかには、預金の解約でお金をおろしに来られる方とか。銀行に口座があって、何かの用事で窓口に来られた方に、資産運用のご案内とか商品のおすすめをしていました。
【中井】 窓口業務の人と営業って、別の人じゃないの? 俺、窓口で営業されたこと無いけど。あ、ハルのいた銀行とは違う銀行なんだけどね。
【松井】 私が勤めていたところは、窓口担当者が営業もしてましたね。
【中井】 そうなんだ。ってことは、銀行に口座があっても、基本的には新規のお取引ってことか。
【松井】 そうですね。ほんとに、口座があるだけで、資産運用とかはしていないっていう方が大勢いらしたので。
【中井】 そもそも、新卒で金融を選んだのはどうしてだったの?
【松井】 大学を出たらUターンで地元の富山で働きたいって思っていました。なので、富山県内を対象に就職先を探しましたね。
【中井】 どのくらい受けたの?
【松井】 エントリーして選考を受けたのは4~5社でしたね。
【中井】 4~5社か。けっこう絞って就活したね。就活期間はどのくらいだった?
【松井】 あの頃は大学3年生の10月からエントリーができて。4年生の4月には、銀行を含めて複数社から内定をいただいてました。
【中井】 金融系はいくつか受けたの?
【松井】 いえ、金融業界では、銀行1つだけです。
【中井】 他の業種もいくつか受けてたってことね。どうして銀行を選んだの?
【松井】 学生時代に接客のアルバイトをした経験から、人と関わる仕事がしたいって思っていて。それも、単発でお客さまと接するような販売系のお仕事よりも、お客さまとじっくり長く関わってお役に立てる仕事がいいなと思っていたんです。それから、自分には事務職よりも人と競い合える営業職が合っているような気もしていて。
【中井】 なるほどね。それで、個人のお客さまと長くお付き合いできる銀行を選んだんだね。同期ってたくさんいるの? ハルの営業成績はどうだったの?
【松井】 私の年は新卒採用が全員で220人いました。女性の方が少し多かったです。成績は、いい方でしたよ!
【中井】 転職を考えたのは、何かきっかけがあったの?
【松井】 じわじわと「本当に、人の役に立てているんだろうか?」っていう思いが出てきたというか。「もっと人の役に立てる、やりがいのある仕事が、世の中にあるんじゃないか」って、漠然と思うようになってきて。
【中井】 何か、お役に立てているのかどうか、疑問を感じるようなきっかけがあったの?
【松井】 う~ん。金融商品をご案内するお客さま、みんながみんな、興味を持っておられるわけじゃないんですよね。投資信託とか国債とかって、興味のない方が8割くらいですし。そういう方々を動機付けするっていう営業ではなく、何かで困っていらっしゃる方を手伝えるような営業があるのでは?と感じてきて。
【中井】 金融商品にもともと興味のないお客さまに、窓口でご案内してご契約をいただくって、なかなかハードル高いかもね。
【松井】 金利が下がってきたのもひとつ要因のような気もします。お預けいただたお客さまにはもっと利息をつけてお渡ししたいのに、そこまで利息をお付けできなかったり。そういうのの積み重ねで、じわじわと、「もっと役に立てる仕事が、他にもあるはず」って思うになっていきました。
【中井】 なるほどね。コンビニでおろしたら、利息より手数料の方が高かったりするしね(笑)。
【松井】 ははは(笑)。
【中井】 そっか。それで、銀行から転職を考えたってわけだね。
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