INTERVIEWカラフルな人

島津 和佳(前編)

2014年新卒入社

メディアプランナー(営業)

  • 関西の大学に進学後、カラフルカンパニーにUターン就職。メディアプランナー(営業)として『金沢情報』の提案営業や、まちなか情報誌『machiL』の創刊などに携わる。

【中井】 2014年、新卒入社。入社して4年かな?

【島津】 はい、4年目です。

【中井】 もういっぱしのお姉さんですね。石川県出身で、関西の大学からUターン就職。本社営業部所属。和佳、大学どこだっけ?

【島津】 立命館です。

【中井】 ああ、そうだ。立命館の滋賀のキャンパスだったね。県外に出ようと思ったのは、何か理由があったの? その大学で学びたいことがあってそこを選んだのかな?

【島津】 これまでとは違う環境で、新しい出会いや経験を通して、自分をもっと高められるんじゃないか、と思ったからですね。

【中井】 そっか。就活の時に、関西でそのまま就職するっていう選択肢は、もともとなかったの?

【島津】 そうですね、就職先は全国を視野に入れてました。エリアは特にしぼってなかったです。

【中井】 それは、進学する時に、親御さんから「大学は県外に出てもいいけど、就職は戻ってきてね」とか、そういう密約はなかったんだ?

 

 

【島津】 なかったです。私の意思を尊重してくれたので、勤務地は特に気にしていませんでした。

【中井】 そっか、エリアは絞らなかったんだね。就活では、何社くらい受けたの?

【島津】 エントリーは100社くらいで、エントリーシートを書いたのは40社くらいですかね。

【中井】 すごいじゃん。けっこう、ちゃんと就活やったね。で、どんな感じだったの?

【島津】 色々選考を受けるうちに、業界や大企業・中小企業といった規模で会社を選ぶのではなく、「どういう環境で働くのか」が大切だと考えるようになりました。

【中井】 そうなんや。なんでそう思った?

【島津】 私は、若いうちから任せてもらえる仕事をしたくて。自分の責任が大きい方が、頑張れるというか。チームの中で果たす役割が大きい方が、達成感は大きいですし。だから、業界や会社の規模ではなく、「求める働き方ができる環境か」を見るようになりました。

 

 

【中井】 なるほど、自分の役割とか貢献感を体感できる環境かどうかってことに重点を置いて絞っていったんだね。うちを選んだのは何か理由があるの?

【島津】 選考を受けていく中で、「いいな」って思うようになって。

【中井】 おお。どんなところが?

【島津】 最初は、「『金沢情報』、知ってる」ってところから受けたんです。グループワークで社員の人とお話ししたりしていく中で、自分が素でいられるというか。偽りなく話した時に、「合うな」って感じて。入社しても無理せず偽りなくやっていけそうって感じたのが、一番大きいですね。

【中井】 そうか。確かに、自分らしく働けるっていうのは大事やな。内定はいくつかもらったの?

【島津】 2社もらいました。カラフルカンパニーと、東京の会社と。

 

 

【中井】 その東京の会社も、「自分らしく働けそう」っていう感触みたいなものがあって、選考を進んで行ったんだよね?

【島津】 はい、そうですね。

【中井】 最後に東京か石川かってなった時に、石川を選んだ理由は何だったの?

【島津】 実はその東京の会社は、最初第一志望のところで。5月くらいに受かったんですよね。

【中井】 そうなの? すごいね、やったじゃん!

【島津】 そうなんです。「やった!」ってなったんですけど。何かカラフルカンパニーにも魅かれるものがあって、選考をずっと受け続けてて。カラフルカンパニーの選考も「行けるとこまで行こう」と思ってました。東京の会社は不動産関係の会社で、雰囲気的には女性が活躍していたし、イキイキ働いていけそうだなあ、とは感じたんです。でも、カラフルカンパニーなら、地元で自分が関わることで、地元が活性化していくとか、自分の目に見える効果が実感できるっていうのが、おもしろそうって思えて。それに、プライベートが仕事に活かせたり、仕事がプライベートに活きたり、そういう両立というか、どちらも高め合えるという環境があるのが魅力的だと感じて。それで、決めました。

 

 

【中井】 一旦大学で県外に出てさ、戻ってきて就職をしたわけだよね。県外で生活をして、石川に戻ってきて、その経験が仕事を通して活きていることって何かある?

【島津】 そうですね。オーナーさんが関西出身だったりとか、県外から来られてる方だったりする場合は、「関西の大学に行ってたんです」っていうことを会話のきっかけにしたりしますね。それから、大学で県外出身の友達がたくさんできたので、「全国に人脈がある」っていったら少し大げさですけど。いろんな県の話をできるっていうこととか。あと、県外で流行ってるものを金沢のお客さまに提案したりとか!

 

 

【中井】 お客さまへの提案に活かしたんだ。例えばどんなふうに?

【島津】 ある飲食店のお客さまに「抹茶フォンデュ」というメニューを提案したんです。私、友人を訪ねて京都によく遊びに行くんですけど。京都に行列ができるほど有名な抹茶フォンデュがあるんですよ。ある時にお客さまから「素敵な器が手に入ったんだ。これを使って何かメニューを考えたいんだけど、何かいい案ある?」って言われた時に、その抹茶フォンデュを思い出したんです。和風のプレートだったし、雰囲気もぴったりだと思って。「少し単価を上げた贅沢スイーツとして、抹茶フォンデュを出してみませんか?」と提案したんです。それを『金沢情報』で紹介したら、すごく効果があって!

【中井】 へ~、抹茶フォンデュ! どうだった? ちゃんと売れた?

 

 

【島津】 はい! 売れすぎて、オーナーさんがちょっと大変になっちゃうくらい、お店にたくさんの方の来店がありました。

【中井】 そうか~! それは素晴らしい! お客さまのニーズと自分の経験が合致した時に、ご提案の精度も上がっていくわけだよね。実体験に裏打ちされて、強烈にプッシュできるような事象になっていくのは、やっぱり実体験があったり、学生時代にいろんなところから集まってきた友達がいて、県外の情報を得たり県外に足を運ぶ機会があるおかげだったりするわけだね。そういうの、おもしろいね!

【島津】 そうですね。営業として、すごくやりがいも感じられました。

【中井】 ところで、4年目になってさ。もともと、自分の役割というか、貢献感を体感できるようなサイズの会社とか仕事とかチームで働きたいと思ってたんだよね。それでなおかつ、自分の経験やプライベートが仕事にも活きるっていうことで、生活情報を扱うメディアの職業をチョイスしたわけだけど。そういう思いを持ってこの会社や職業を選んだりした和佳自身が、この仕事をしていて、「こういう、よかったことがありました」っていうの、何かある?

 

 

【島津】 なんだろう? 嬉しかったことはいっぱいあるんですけど

【中井】 例えば、いつか子どもが生まれたとして、その子が大きくなった時に、「ママは、こんな仕事をしたんだよ」って、誇りを持って伝えられることってある?

【島津】 成果として「これを作った」みたいなことは今はすぐに思い浮かばないです。

【中井】 そっか、今はまだないんだね。仕事ってね、自分の人生を賭けて行う、作品づくりみたいなものだと思うんだ。で、僕なんかは「これは、自分が手がけてきた仕事として、本当に意味とか価値のある仕事で、いつどんな時、誰に話しても、誇りを持って伝えられる」っていうキャリアの引き出しを、いくつか持ってるんだけども。自分の仕事の仕方を、品質とか成果のところまで徹底的にコミットしてやっていくっていうことを意識しないと、後から振り返っても整理ができないんだよね。

【島津】 品質や成果まで徹底的にコミットする。

 

 

【中井】 そう。で、そういう仕事を、圧倒的なリアリティを持って誰かに伝えた時に、その内容が熱を帯びて、聞いている人の心に伝わるんだよね。例えば、後輩であったり、今、和佳がインターンシップや会社説明会で関わってる学生さんだったりにね。だから、常に自分の仕事を「作品として評価をしていくんだ」っていう気構えを持ち続けるってことがすごい大事。もし今、そういうふうに熱を持って語れる仕事がまだ自分の中にないって感じるのであれば、それを作るように、心がけて取り組んでいくと、いいかもしれないね。

【島津】 作品としての価値を、人に伝えたくなるような仕事。そうですね。

【中井】 会社で、A評価もらいましたとか、S評価もらいましたとか、そんなことは意味も価値もないんだ。ひとつの尺度での評価でしかないからね。もう何十年か前、バブルの頃の話になるけど、その時のあるゼネコン会社の企業ブランディングのキャッチコピーが「地図に残る仕事」でね。ゼネコンの仕事って、現場の施工管理だから、何をしているのかってわかりづらくて。実際に工事するのは下請けとかだしね。でもその施工管理の仕事って、どういうことなのか? どういう意味とか価値を持つのか? っていうと、後から振り返った時に、例えば「あのビルはパパがつくったんだよ」とか「あのビルはママが設計したんだよ」みたいなことになるんだよね。つまり、その仕事の価値を、どんな尺度で切り取ると伝わりやすいのか。そういったことがすごく大事なんだよね。

 

 

【島津】 すごく刺さるキャッチコピーですね。仕事の価値を、どんな尺度で切り取るかが、大事。

【中井】 僕たちの仕事ってそういう機会が圧倒的に多い。たぶん、4年目にもなったら、きっとたくさんあるはず。だから、1年に1個くらいは、「今年はこういういい仕事ができた」っていうことを、自分の中で作品としてのストックできるといいよね。そんな仕事の仕方をぜひしてもらいたいな。そのためには、自分の仕事を正しく自己評価して、体系化していくような習慣を身につけるのが、すごく大事だと思うよ。

 

※後編 -読者やお客様の物語のきっかけづくりとなるメディアを目指して – に続く

 

 

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