INTERVIEWカラフルな人

勝本 健太郎

2003年新卒入社

転職支援コンサルタント

  • 富山支店、石川本社でのメディアプランナー(営業)としての仕事を経て、2017年親会社である(株)クイック 人材紹介事業本部(東京)へ出向。
  • 2018年3月より石川本社「ココカラ。転職」(職業紹介・人材紹介サービス)の担当責任者に。

 


チームを率いることの難しさ


 

中井 勝本健太郎さんは、2003年新卒入社で奈良県出身の38歳。北陸にある、うちに就職したのはどうして?

 

勝本 大学まで関西で過ごし、慣れ親しんだ場所では自分自身が大きく成長できないと感じていたので、就職は友人のいない見ず知らずの場所でと決めていました。カラフルカンパニーを選んだのは、地方のメディアに興味があったからです。学生時代からツーリングが好きで、いろいろな地域を旅してきたんですけど、地方って大型ショッピングモールとかが多くて、魅力がどんどん失われてるように見えたんです。だから、もっと経済を活性化させてその魅力を発信することで、地方のアイデンティティを取り戻すことができるんじゃないかと思いました。

 

中井 もともと地方メディアに興味があったの?

 

勝本 はい。大学で地域社会学とかを少し勉強していたんです。加えて民俗学も好きだったので、その地域特有の文化が失われていくのは残念に感じていました。

 

中井 なるほどね。そういえば、就活中にバイクに乗って履歴書を届けたって本当?(笑)

 

勝本 本当です(笑)。奈良からツーリングがてら金沢に来て、直接会社のポストに入れました。

 

 

 

 

中井 最初は富山支店配属でメディアプランナー(営業)。その後、石川本社で求人領域メインの営業マネージャーに着任。

 

勝本 そうです。富山に母の実家があり、入社時は富山支店への配属を希望しました。富山支店で求人営業を5年、タウン営業を3年経験し、石川本社で求人営業のマネージャーを担当しました。チームのマネジメントは順調にスタートできたんですが、途中から伸び悩んでしまいました。

 

中井 あの時は何が要因だったのかな?

 

勝本 自分の中でマネジメントの経験と知識が足りなく「マネジメントとは何だ?」という疑問と悩みでいっぱいでした。当時は、マネージャーの私が率先して売上を上げていれば、メンバーは勝手についてきてくれると思ってました。ですが、こちらからメンバーに寄り添わなければならない場面が多くあったと反省してます。

 

中井 寄り添わなくとも自走できる人も中にはいるけど、教育と育成は難しいよね。その時一番大変だったことは何かな?

 

勝本 「この仕事を続けた先に何があるのか」といった未来図をメンバーに示してあげられなかったことです。みんなでビジョンを共有することなく、バラバラな気持ちで営業してたんです。結果、効果を生めない狙いの無い情報を読者に提供していました。

 

中井 そうだね。人間って、目的のないミッションや行動っていうのは「自分ごと」として処理することが難しいんだよね。だから、目的・意義・背景を明確にしてメンバーへ要望することが、マネジメントにおける大原則。でも、経験すべき必然が起こっていた中で、勝本は頑張ってたね。

 

勝本 個人では頑張っていたつもりなんですけどね。全体の業績が停滞してしまったのは私のマネジメント能力不足でした。

 

 

 

 


北陸で一番の求人エージェントを目指して


 

中井 2015年4月からはこれまでの編集出版事業の領域から異動して、コンシェルジュ事業の「ココカラ。転職」(職業紹介・人材紹介サービス)の立ち上げメンバーとして加わってもらったね。そして、2017年はクイック(親会社)の人材紹介事業本部への出向で東京勤務!

 

勝本 中井さんから「勝本はマネジメントのスキルより、プレイヤーとしてのスキルを伸ばしたらいいかもね」というアドバイスとともに、勉強するチャンスをいただきました。うちのグループでは業績が最も好調な部門だったので、多くのことを学べるチャンスだと思いました。期間は10カ月程でしたが「もっと長くいたい」と感じるほど、大きく成長できた時間でした。

 

中井 なぜそう感じたのかな?

 

勝本 東京で仕事をしたことで、地方とは違うスピード感・スケール感を日々体感できたからです。結果、転職のサポートにあたり「転職者の意思決定に一番つながっている部分はなんだろう?」と考えられるような変化も自分の中におきました。

 

中井 転職者の意思決定のメカニズムを、プロセスに分けた際のポイントを明確にするっていうことかな?

 

勝本 そうですね。東京で多くの事例を担当したことで様々なナレッジを蓄えられました。量だけでなく多彩な事例に出会えたことも大きいです。カラフルカンパニーに戻ってから「ココカラ。転職」の業務では、転職者の意思決定のプロセスをしっかりと分解・検証して、何が決定的なポイントになるかを明確にする流れを実践しています。

 

 

 

 

 

中井 「ココカラ。転職」が2017年度に比べて約3.5倍に成約数を伸ばしてるのは、そのような工夫が影響しているのかな?

 

勝本 転職者の意思決定のプロセスを分解していくのはもちろんなんですが、今は転職先になるクライアントの理解も徹底して行っています。その部分の理解が足りないと結局、転職者と転職先となるクライアントを正しく結んであげられないので。

 

中井 うんうん、なるほどね。なにか印象的な事案はあった?

 

勝本 他社のエージェントに転職を相談して上手くいかなかった方が、「ココカラ。転職」で転職に成功する事案が結構あります。そのようなケースはどれも印象に残っていますね。具体例のひとつは「電気設計」の仕事を探していた方が、他社では「電気設計」という文字でマッチングしていたため、上手くいってなかったんですが「ココカラ。転職」では「電気設計」の仕事を抽象化したり、逆に仕事の中身をより具体化したりすることで、選択の幅が広がり他にもぴったりの仕事が見つかる可能性を提案したんです。その中のひとつが転職者にも、転職先の企業にもぴったりはまって、転職成立となりました。

 

中井 こういう地道な努力が好成績に結びついているんだね。これからのビジョンはどう捉えてる?

 

勝本 2年後までに北陸の求人エージェントで一番になります。そのためには視野の広さがチームにも必要です。私が東京で実感したように、世界は広くて多彩な企業がたくさんあります。転職者の要望を叶えるためには、普段関わらない業種や規模の企業に対しても関心を持って理解を深めていく必要があります。

 

中井 期待してるよ! 頑張ってね。

 

勝本 ありがとうございます!

 

 

 

-対談終了-

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